壁面構造体と壁面構造体の施工方法によるWall-Woodの積木部材を標準化・規格化 する物です。

■Wall-Woodの積木とは
 Wall-Woodの積木は、特許第6832597号の「壁面構造体と壁面構造体の施工方法」の事。此れは日本古来の伝統技術から由来する工法で、釘やビス、ボルトなど使わずに木材を積み重ねて木栓で束ねる事で頑強な壁面構造体を造る技術です。

 積木ブロックを積み重ね、其処に仕込まれた柱材と積木ブロックとを栓で固定する工法。
 クレーンや足場等必要とせず、インパクトや丸鋸などの機械器具も不要、緊急時には建築技術の無いボランティアの人達だけで避難所やコミュニティ空間を創出可能でプロ職人さんに頼らず、家族や仲間達みんなと楽しみながらコミュニティ空間を創出するものです。  災害時だけでなく家庭内での仕事場創りやオフィス内での空間創出、作業場所や防音室などを組立たり、其れ等を一時的に解体して皆で集まる椅子やベンチ、テーブルに変身させコミュニティスペース創出させるなど、フレキシブルな利用が可能です。
 積木ブロック自体は100四角で長さが900センチ程。間伐材や古い建物解から発生する廃材を加工したもので間伐材や廃棄材を資源へと変身させ、私達の生活空間創出の為、資源として蓄積して行く事は、地球環境に優しい持続可能な社会を維持する事に繋がります。

・廃材や間伐材などが有要な資源へと変貌!
 一般的に老朽化が進み解体をされる古い木造建物に使われている木材は再利用ができれば、乾燥木材として資源に生まれ変わります。伐採から100年を超え古民家の一部として使われていた木材などは、囲炉裏の炉縁や拍子木などに使われる乾燥木材で、燃え難いとても貴重な資源なのです。しかし残念ながら現在その殆どは廃棄物扱いです。またこの技術の普及により森林保護のために伐採される間伐材への需要は大きくなると期待されます。

・コロナ禍や災害に対するライフスタイルの変化への対応。
 現在のように次々と100年に一度の大雨や超大型台風や震災などと遭遇するともう一度ライフスタイルの在り方を見直す必要があるのでしょう。もっと自由にもっとフレキシブルな私達の居場所づくりが問われているように思います。
 またコロナ禍により、小さなお子様や高齢者が居られるお住まいや施設等に模様替えやちょっとした改装工事の為、作業員さん達が押寄せるのも難しい時代です。

名  称 :Wall-Wood 商標登録出願中 特許第6832597号
施  工 :未定
場  所 :未定
構  造 :木造平家
床面積  :9.937m2 (3.0坪)